ハローワーク 職業 訓練
雇用保険の受給資格があるうちに公共職業訓練を受講すると、失業手当が訓練修了まで延長される場合があります。ただし、訓練延長給付はあくまでオマケの特典であって、本来の目的は就職に役立つ知識や技能を身につけることにあるのはいうまでもありません。
実践的な知識や技能が身につく。?してマスターできます。しかも、その職種に必要な資格を修了後に取得できるコースもあります。
訓練施設に通っている期間中は「通所手当」や「受講手当」などがもらえ、自己負担は「教材代」(総額で1?3万円・貸与となるケースもある)と「作業服代」だけです。
一般の失業者が失業手当を受給するには、失業認定日のたびにハローワークに出かけて係官と面談しなければなりません。しかし、公共職業訓練を受講した場合には、毎月末が認定日となり、手続きは訓練校側が一括して代行してくれますので、認定日のたびにハローワークに出かける手間がなくなります。
失業すると孤独感にさいなまれがちになるものですが、スクールに通えば同じような境遇の人がたくさんいて、そこで毎日共通の目的を持った仲間が出来ますから、精神的にもずっとラクになるようです。20代から60代まで幅広い年代の人と付き合うことになり、ココで知り合った仲間たちと卒業後もつき合いが続いているという人も多いようです。
朝起きてもどこにも行くところがないと怠惰な生活に陥ってしまいがちですが、とりあえず訓練施設に通えば、毎日の生活のリズムを整えられ社会復帰への格好のリハビリになったり、同じ目的を持った仲間ができます。
卒業時には、訓練施設とハローワークが連携して就職先を斡旋してくれます。過去に卒業生の就職実績があまりないコースは求人も少ないため期待はできませんが、それでもやみくもにひとりで就職活動を続けるよりも有利なことは確かです。
posted by baal at 5:20 午後
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