中性脂肪
贅肉の正体は中性脂肪です。贅肉は、誰もが気になりますが、その大部分は脂肪なのです。別名はトリグリセリドといい、脂肪組織を総称する「体脂肪」のもとです。
脂肪酸とグリセロールという物質が結びついてできていますが、中性脂肪の産生には、脂肪分から作られるルート。炭水化物から作られるルートの2つがあります。
脂肪分がリパーゼによって小腸で消化(分解)・吸収され、中性脂肪として体の中に 炭水化物(糖質)がエネルギーとして消費され、残ったものが肝臓で中性脂肪に変換されて体の中に
何かと目の仇にされる中性脂肪ではあるが、じつは人間が生きていくのになくてはならない役目を果たしている。エネルギー源として、血液中に含まれる糖分が使われる。この糖分が枯渇したときは、中性脂肪がそのかわりとなって活躍するのですから。外気から体を体温を一定に保つのに不可欠の存在でもあります。
しかし、なんでも必要以上に溜め込んではいけません。中性脂肪値が跳ね上がると、分解が難しくなってしまいます。エネルギーに変換されない中性脂肪は、善玉コレステロールを減らし、悪玉コレステロールを増やしてしまうのです。
血管にコレステロールが付着したり、血液がどろどろになったりして高脂血症に発展。虚血性心疾患(狭心症や心筋こうそく)、肥満症による糖尿病などを発症することもあります。
ダイエットと関連して、近年注目されているものに、“内臓脂肪”があります。皮下脂肪とは、脂肪のことですが、内臓脂肪とは、内臓のまわりにたまる脂肪のことを言うのです。
内臓脂肪は、ダイエットの必要のなさそうなスリムな人にも、意外と多くたまっていることがあります。
ところで、この内臓脂肪は、内臓の周囲にたまるため、内臓の正常な働きが阻害され、そのため内臓に大きな負担がかかるようになります。
ところで、この内臓脂肪は、内臓の周囲にたまるため、内臓の正常な働きが阻害され、そのため内臓に大きな負担がかかるようになります。
生活習慣病と関連が深いのも、この内臓脂肪であると言われています。
posted by ntt at 5:55 午後
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