アレルギー性鼻炎は季節性鼻炎以外のアレルギー疾患
アレルギー性鼻炎とは、アレルギー反応によって風邪も引いていないのにくしゃみ、はなみず、はなづまりが生じるアレルギー疾患です。症状が1年中ある場合の通年性と花粉症など季節性の症状がある場合とがありますが、最近、国民の15%~20%がこの症状に悩んでいるそうです。
アレルギー性鼻炎とは、風邪も引いていないのにくしゃみ、鼻水、鼻づまりが生じるアレルギー疾患です。現時点でのアレルギー性鼻炎の有病率は15%前後と推定されています。またスギ花粉症に関しては、近年空中飛散花粉数の増加により患者数が急増しているといわれています。
この国民的疾患であるアレルギー性鼻炎の原因は、鼻の中の粘膜でアレルギー反応が起きることによります。この原因となる抗原は、日本ではハウスダスト(ダニ)が最も多く、次にスギ花粉、その他にはカモガヤ花粉、ブタクサ花粉、カビ(真菌)、ペットの毛、人間のフケ等があります。
みんなが困っている、アレルギー性鼻炎の症状を抑える薬剤にはいろいろな種類があります。 ?<抗ヒスタミン剤>・ <抗アレルギー剤>・<ステロイド点鼻薬>・<抗アレルギー剤の点鼻薬>・<血管収縮点鼻薬>等がアレルギー性鼻炎の治療に使われています。
ところで、花粉症などのアレルギー性鼻炎は、ほんの20年ほど前まではあまリ知られていませんでした。『これこそが花粉症を増やした犯人だ』といえる決定的な原因は、まだ分かっていません。戦後の住環境と食生活の変化、そしてストレスなどが考えられています。
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