ダイハツタント
2003年11月27日に新しい軽自動車が新たに仲間入りした。イタリア語で「とても広い、たくさんの」という意味なのだが、通り、軽自動車として登場した。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1725mm
後席ロングスライドを生かした、大人が4人超ゆったり乗れる軽になるし、荷物に振れば、4名乗車でもA型ベビーカーが乗る516Lを確保、さらに後席を倒して2名乗車にすればなんと余裕で積めそうな空間となるのだ。
エンジンはNAとターボの2機種用意されている。トランスミッションはNAはメカ式の4AT、ターボには4ATが組み合わせられているが、それぞれに用意されたFFと4WDのうち、4WDのNAだけは組み合わせとなる。
小物入れが多いのだ。その小物入れ軍団が、細かく分かれていなくて、ガバッと開くところが自由に使えて使い勝手がいいように思える。フロントのベンチシートの間にあるセンターアームレストを倒してみたら、なんとフタ付きの小物入れになっていた。ドリンクもホルダーまで完備。フィーリングとしては固いのだが、それよりも小物入れとしての機能の方が断然勝っているのでヨシとしよう。
視界的には、インパネのセンターがセンターメーターの上を頂上にして盛り上がっているものの、インパネデザインの凝ったムーヴよりは見やすい。
インパネの前端が下がったワゴンRのような見易さはないといった大きく、デザイン面だけでなく本来の三角窓としてバッチリ機能しているために、視界は良好と言えるだろう。ドアミラーも大きくてみやすい。シフトレバーは、手の届くエスティマのように縦方向に動かすインパネシフト。
後席は横方向もメチャクチャ広く、座面も大きい。背もたれも十分。場合、座面も背もたれも短くなりがちなのだが、室内長を誇るタントだけあって、上手く折り合いがついたようである。座面は超フラットでクッションの厚みも少なめなので、座り心地も固めで、ホールド感はあまりない。周りは開放感はバッチリだ。さすがにそこまで後席を下げたままでは、荷室を覗きこんでも広々スペースというにはムリがあるが、少し前に出すだけで軽としてはかなりの積載能力を発揮してくれる感じとなった。
後席をフォールダウンさせると、もうものすごいといっていいほどのスペースが待っていたのは言うまでもない。
posted by baal at 6:36 午後
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