ベランダガーデニング
ベランダガーデニングが近年注目されるようになったのは、工夫一つでマンションのベランダのような狭い空間でも、ガーデニングを楽しむことができるという発想がうけたからです。
空間を有効活用するコツは立体的に植物を配置すること。そのため、ベランダ・ガーデニングではフラワースタンドやハンギングバスケットがよく用いられます。
また、コンクリートのベランダは、夏は表面が焼けるように熱くなります。ですので、ベランダ・ガーデニングを行なう際は、あらかじめウッドデッキなどを敷いて、植木鉢やプランターが直接コンクリートに当たらないようにします。
あたたかな質感を持つウッドデッキは、コンクリートの無機質なイメージをやわらげてくれるのにも役立ちます。
次に植物のセレクトですが、ここで気をつけなければならないのは、ベランダとは完全な日陰庭であるということ。それゆえ、日照条件が悪くても比較的育ちやすい植物を選択することが大切です。
こんなに手軽にできるベランダガーデニングを行なう際にも、注意しなければならないことがあります。それは、「隣近所の迷惑になるようなことをしない」ということです。
まず、第一に注意しなければならないのが、避難経路をふさがないということです。マンションのベランダは万一の時の避難経路にもなっていますから、緊急時に破れるようになっている隣の部屋のベランダとの境を、植木鉢やガーデニング用品などでふさいでしまったりするのは厳禁です。避難用ハッチの上にものを置いたりしてもいけません。
また、ベランダ ガーデニングでは、植木鉢などが階下に落下したりしないよう、置き方に注意しましょう。強風や何かのショックで物が落下した場合、人身事故につながる恐れもあります。
さらに、水やりの時も階下に水が落ちないよう、注意しながら水をまくか、あるいはあらかじめ水がベランダの外に飛ばないようにする工夫などが必要です。
こういった基本的な注意点を守って、ベランダ・ガーデニングを楽しんでいきましょう。
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